Audera Pro

聴覚の評価及び診断に最適な誘発反応検査装置
- 医療機器認証番号:305AABZX00005000
- 電子カルテ対応
- JANコード:4989696026067
特長
Audera Proは、ASSR(聴性定常反応)検査や、EP(誘発電位)検査およびOAE(耳音響放射)検査※を行なえます。※Audera Pro フルバージョンのみ。
CE-Chirp®
ASSR/EP検査では、CE-Chirp及びCE-Chirpオクターブバンドを刺激音として用いることで、 従来の刺激音に比べ約2倍の誘発反応を得ることができます。 そのため、短時間で効率的に反応を得ることができ、検査時間の短縮につながります。CE-Chirpは蝸牛に音が伝搬する際の高周波数成分と低周波数成分の時間差を利用して、低周波数成分を早く、高周波数成分を遅らせて刺激することにより、 周波数ごとの反応に同期性を持たせ、より大きな反応を得るための刺激音です。
検査プロトコル
それぞれの検査モジュールには検査プロトコルを標準搭載しています。 検査プロトコルは個々の検査に応じてカスタマイズが可能です。客観的ツール
臨床現場に最適なリアルタイムでの信号対雑音比(SNR)や残留ノイズ(RN)推定などの分析ツール、 波形の類似性を客観的に推定する統計ツールなど、様々な客観的ツールを搭載しています。
テストセット
ABR(聴性脳幹反応)、MLR(中間潜時反応)、LLR(長潜時反応)、SN10、ECochG(蝸電図)、 P300/MMN、ASSR、VEMPなどのテストセットを搭載しているため幅広い検査に対応可能です。刺激音
従来のクリック、トーンバーストに加え、CE-Chirp、CE-Chirpオクターブバンド、 語音刺激音などの刺激音を選択できます。デジタルフィルタリング
波形を収集後、保存された波形に対してハイパスフィルタおよびローパスフィルタの適用が可能です。統計的相互相関
波形の類似性を客観的にすばやく推定することができます。 相関値が高いほど、波形の類似性が高いことを示します。自由な配置
検査環境に合わせ、PCの下に配置したり、専用スタンドで縦置きにしたり、壁に取り付けることもできます。* 配置方法によってはオプション品が必要となる場合があります。詳しくは営業担当までお問い合わせください。
検査項目
ASSR、EP、TEOAE*、DPOAE** TEOAE、DPOAEは、Audera Proフルバージョンで使用可能な検査項目となります。
標準バージョンの場合でも、ご購入後にOAEの検査機能を追加することも可能です。
詳しくは営業担当までお問い合わせください。
仕様
電源 | AC100V 50~60Hz |
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大きさ | 本体(PCを除く):約381(幅)× 305(奥行)× 76(高さ)mm |
重さ | 本体(PCを除く):約2.0kg |